父が「要介護5」になりました

私事ですがこの2月、同居の実父(88歳)が自宅の階段から転げ落ち、頚髄損傷で救急搬送されました。
いつも元気で飄々としていた父が、突然寝たきりになるなんて。。
体の悪い母に代わり、食器洗いやごみの分別などをこまめにしてくれていた父。
玄関の門灯は近頃いつも暗くて、(父が点けてくれていたんだなぁ)と実感する日々です。

「見通しがつかない=不安」 「相談できる相手がいる=安心」
救急搬送、医師の説明、手術、そしてリハビリ病院への転院へ…。
コロナ禍で面会もままならない中、4ヵ月が過ぎようとしています。
要介護認定では、最重度の「5」と判定されました。
いま、最も気がかりなのは、「父はいつ帰宅できるのか」「どんな状態で自宅に戻ってくるのか」「トイレ、食事など、どんな介助が必要になるのか」「仕事をしながら、父の介護は可能だろうか」ということ。
幸い、身近に信頼できるケアマネや地域包括支援センターのスタッフなど、相談相手がたくさんいるため、心理的な不安は大きく軽減されています。
でも、そうした相談相手がいなかったら? きっとものすごく不安だったと思います。
見通しのつかないケアラー初心者にとって、「安心できる相談先につながること」は何よりの支援になると感じました。

在宅ケアの実践を通じて、「最期まで住み続けられる地域」を具体化したい
生活者ネットはずっと、「ひとりにしない 子育て・介護」と言い続けてきました。
ケアを家族(主に女性)の自己責任に押し込めるのでなく、必要なサービスを整え、社会全体で支えていくために政策提案を続けてきました。
一方で、私たちの提案は妥当なのか?
ケアラー(介護者)のニーズをどこまで正しく理解できているのか? という不安が常にありました。
今回、自分自身がケアラーとなったことで、ケアラーの不安や負担を肌で知る良いチャンスかも? と前向きに捉えています。
要介護5となった父
の在宅ケアを通じて、これまで自分が訴えてきた「最期まで住み続けられる地域づくり」の具体化をめざしていきたい。

当事者目線の政策提案をこれからも続けていきますので、応援よろしくお願いします!