長期化するコロナ危機の下で

新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
「地域のサロン活動を休止したほうがいいのかしら?」という問い合わせが、
知り合いからポツポツと入り始めたのは2月中旬。
そこからあっという間に公共施設が使用中止、小中学校も長期休校となり、
ついには緊急事態宣言が発令――。
日に日に事態が悪化していくのを、眉間にしわを寄せながら見守る日々です。
何をしていても不安と閉塞感の漂う毎日。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

2月28日の市議会本会議で、生活者ネットは丸山市長への緊急質問として、小中学校休校に伴う子どもたちの居場所の確保や、医師会と連携した適切な診療体制の確保などを要望しました。
それら要望に対し行政も、すぐとはいかないまでも知恵を絞り最善を尽くそうとしました。
民間との連携で、学校給食用の市内農家産野菜の即売会が実現した折には、多くの市民にご好評いただきました。

 

しかしその後も事態はより深刻化しています。
外出制限が続くことで高齢者の孤立化や足腰のフレイルが進行するのではないか
家庭内のストレスが強まり、見えない虐待やDVが起きているのではないか――
今は手も足も出ない無力感でいっぱいですが、コロナウイルスが過ぎ去った後にこそ、地域の出番が来ると信じて耐える日々です。

 

いま、ただちに必要なのは公助の力!
感染予防の外出自粛の陰で休業、減収に追い込まれる市民が急増しています。
そんな中、安倍首相の「各家庭に布マスク2枚」には心底憤りを感じました。
466憶円もの血税を使って、はたして国がやるべきことなのでしょうか?
国民の雇用と生活を守るためにも、政府は一刻も早い所得補償を!