子どもの意見、ホンキで聞く気ある?! 公園遊具の更新アンケートに異議あり!

むくのき公園は、児童館と学童に近接する、子どもたちが日常的によく利用する公園。

その公園遊具を更新するためのアンケートが、ひっそりと行われていることを市民の方からの情報提供で初めて知りました。

朝、さっそく現地に行ってみたら……
おぉぅ……え、えぇ〜っ?

なんじゃこりゃ〜っ!!

「立ち入り禁止」のテープがぐるぐる巻きにされた遊具に、漢字だらけの案内板が一枚ペラっと…。
いぶかしく思って近づくと、そこには
「遊具更新に伴う意見聴取(むくのき公園)」の文字が。

(ふりがなはナシ)

「むくのき公園のターザンロープは、不朽劣化のため修繕ができなくなっております。また、木製複合遊具は不朽劣化のため撤去した経緯があります。しかしながら…」
って、子どもが読めるか〜い!

読んだところで、意味わかるか〜い!!

「QRコードからご意見募集」とあるが、選択肢は、
①小規模複合遊具を設置する
②小規模のターザンロープを設置する
③小規模のターザンロープと広場部分に小規模の複合遊具を設置する
④広場部分に大規模な複合遊具を設置する
……漢字ばっかり。

複合遊具のイメージ図すらない。

しかも、選択肢これだけ?
そもそも、なぜこんな決め打ちで選択肢を示されなきゃならないの?

こういうところにこそワークショップ方式を取り入れ、子どもたちの意見を現場で聴く機会をつくるべきでしょう。

さらに「期間中にご意見がない場合は、小規模複合遊具へ更新を致しますのでご了承ください」って…

了承できるか〜い!!

公園づくりは、子ども参加のまちづくりの要であり、最重要ポイントのひとつ。
そして行政が「ホンキの子ども参加」のあり方を試行錯誤する絶好のチャンス。

みどり公園課は、あらためて白紙から意見聴取の機会をつくるべきです!