高齢社会の交通政策を一歩前へ!――移動支援の聞き取り調査をはじめました
バス停までの距離が遠すぎる、坂道がきつくて駅まで歩けない――。
そんなお年寄りの声を耳にすることが、最近、とても増えてきました。
私の住んでいる南町2丁目は、田無駅まで距離にして2km圏内の住宅街。
近くには商店街もあり、20年ほど前まではとても便利な地域でした。
ところが、この10年あまりで個人商店や近隣のマーケットが次々に店をたたみました。
商業施設の多い駅前に出るには、坂を2つ超えなければならず、
足腰が悪く自転車が使えなくなったとたん、日々の買い物が大変になったとの声を、これまでたくさん耳にしてきました。
道路の幅員が狭くてコミュニティバスを通せないなら、早急に新たな移動手段を検討してほしい、まずは移動に困っている地域で実態調査をしてほしい、との訴えがとうとう実を結び、7月中旬から、市のアンケート調査がスタートしました。
(「外出の際の移動手段についてのアンケート」南町2丁目、向台町1丁目、柳沢2~5丁目対象)
ところが、調査用紙は全戸配布ではなく、自治会・町内会のあるお宅にしか配布されないとのこと。
郵送費などの予算がかけられないため、配布・回収の協力を自治会にお願いした、とのことでした。
え~、そんな~……!!西東京市は、自治会の空白地域も多いのに(> <)
それならば! ということで、アンケートの対象外となってしまった地域の方々に向けて、生活者ネットで独自調査を行うことにしました。
猛暑の中の調査ということで、まさに体力勝負。
普段の買い物先とその際の移動手段、通常利用されているバス停、移動に関するお困りごとを聞き取り、新たな移動手段として、どのようなものであればご利用したいかを伺っています。
1人でも多くの方のご意見を、市政につなげられるように!!ガンバリマス。