西東京市の隠れ家的スポット――下保谷特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)へ

自転車を漕いで、保谷駅北口へ。
今日は、旧高橋家屋敷林が一般公開される貴重な日なのです。

駅から徒歩5分の住宅街の一角に、西東京市が誇る「下保谷四丁目特別緑地保全地区(旧高橋家屋敷林)」は拡がっています。
樹高20メートルを超える落葉樹が、苔むした庭に木漏れ日を落とす。
その奥にひっそりと佇む旧高橋邸。
レトロでシックな門灯も、組子の障子や客間の欄間も、どこかで出会ったことがあるように懐かしく、あたたかい。
古き武蔵野の面影を宿す空間が、駅近にこれだけのボリュームで残されている。
なんて贅沢な幸せだろう。
(屋敷林保存会のボランティアの皆さんに感謝です!)

一度訪れれば、かならずやファンになってしまう、この屋敷林。
失われてしまえば二度と戻らないこの空間を、確実に未来につないでいきたい。

下保谷特別緑地地区に指定された、旧高橋家屋敷林。イベントのほか月2回程度の一般開放も実施しています