子どもの「今」を大事にしよう――「不登校の親の会IPPO」の活動から
不登校の親の会IPPOを立ち上げ、もう6年が経ちますが、子どもの今を受け入れ、見守ろうと心を決めて向き合う親御さんが増えてきたなぁと感じます。
メディアや講演会で不登校が取り扱われることも増え、保護者同士の交流する機会が増えてきたからかもしれません。
以前は暗いトンネルにたとえられた先の見えない日々も、今は「将来の心配を口にするのはやめて、子どもの『今』を大事にしよう」が合言葉になっています。
「動けなくなった子どもに、安心で安全な居場所を保障してあげること。『お腹すいてない?』『きのうはよく眠れた?』と、目の前の子どもの今を気にかけてあげること。それが大事なんだって。」
そう言いながら、自分自身にも言い聞かせている仲間の横顔をみながら、すごいな、強いな、といつも胸の奥が熱くなります。
親だって不安だし、しんどい。
だからつながろう。
支え合おう。