「こどものこえをきかせてください」――文理台公園で公園アンケートを行いました
こどものみなさんへ
みんなは ぶんりだいこうえんの どんなところがすき?
いつもどこで あそんでる? こうえんのなかに にがてなばしょは ある?
どうすれば もっと いい こうえんに なるとおもう?
「こんな こうえんが いいな」 という みんなのきもちをきかせてね。
子どもの意見表明権を具体化しよう!――文理台公園で調査を実施
公共空間のデザインや公園、道路などの設計に、多様な市民の意見を反映するのはとても大事なことです。
この西東京市でも、ワークショップや市民説明会など、さまざまな場面で市民参加の機会が設けられてきました。
一方、子どもたちの声をまちづくりに反映する機会は、まだまだ十分とは言えません。
「公園でボール遊びがしたい」「もっと自由に遊びたい」
子どもたちも地域の公園に対して、さまざまな意見を持っているはずです。
子どもたちの声を公園づくりに生かしていくために、また、西東京市子ども条例に基づく「子どもの意見表明権」を生かしていくために、西東京・生活者ネットワークではこの6月、公園調査を実施しています。
「子どもの求めるものと大人の求めるものは、必ずしも一致しない」という現実
昨日出会った小学生は、小さい頃からこの公園で遊び倒してきた猛者ばかり。
「文理台公園の好きなところ、教えて!」と声をかけたところ、ワラワラワラ…と集まってきてくれ、いつも何をしてこの公園で遊んでいるのか、た~っぷり教えてもらいました。
(詳細はあえて書きませ~ん・笑)
なにより印象的だったのは、大人の感じる「こうあってほしい公園像」と、「子どもの求める公園像」とは必ずしも一致しないということ。
大人から見て危険な遊びや、「ここって何の意味があるの?」と思える空間こそが、子どものワクワクドキドキに欠かせなかったりする現状をつぶさに目の当たりにして、目からウロコ! 頭がグルグルしました(笑)。
「文理台公園は、子どもたちのいこいの場だよ!」と口をそろえた仲良し小学生たち。
そのはじける笑顔を見て、これからの公園づくりには、この子たちの意見反映が欠かせないと確信しました。
そして必ずや、公園づくりへの子ども参加を実現させねば!と心に誓いました。