え~っ?住民票等自動交付機が廃止?「これからはマイナンバー」??

みなさんは住民票が必要なとき、どうしていますか?
私は、田無庁舎のロビーにある「住民票等自動交付機」を使っています。
市民カードさえ持っていれば、誰の手をわずらわせることもなく、
サッと並んでサッと取れるのでとても便利。
窓口では300円かかる申請費用も、自動交付機を使えば200円です。

来年8月に自動交付機がなくなる?!
ところが、この住民票等自動交付機が2019年8月に廃止されようとしています。
市は、「これからはマイナンバーカードを使ってください」としています。
マイナンバーカードを取得すれば、コンビニでも住民票や戸籍などの証明書が24時間体制で発行できるようになりましたよ、とっても便利ですよね、と言っています。
そもそもマイナンバーの導入に反対の市民のことなど、おかまいなしです。
私自身、どんなに便利になろうと、マイナンバーカードを取得する意思はありません。
個人情報が際限なくひも付けされていくようで、不安を感じるからです。

マイナンバーの取得率は伸びていない
西東京市でマイナンバーカードの発行枚数は、今年1月時点で28,335枚。
人口20万の西東京市民のわずか約14%しか、マイナンバーカードを持っていません。
マイナンバーカードを使ってコンビニ発行された住民票は、直近の1年間でわずか約3,000件。
それに対して、住民票等自動交付機での住民票発行件数は51,821件と約17倍です。

市民の利用率の高い住民票等自動交付機。
このまま廃止してしまって本当に良いのでしょうか?
高齢者の中には、リスク管理に不安のあるマイナンバーカードの取得をためらう人も多いと聞きます。
それでもマイナンバーを推奨するのでしょうか?