放課後子ども教室を見学してきました

地元、保谷第二小の「放課後子ども教室」を見学させていただきました。
息子も娘も通ったホニ小は、縦と横のネットワークが強い地域です。
昨年秋のスタート直後には、登録者が200人超え(!)となるなど、
保護者からも行政からも、そして議会でも期待が高い「放課後子ども教室」。
現在は、英語、算数、ダンス教室と、校庭での自由遊びを月3回開催しているそうです。

図工室を学習スペースとして開放したのも好評で、宿題をする子をスタッフがサポートするなど、子どもも大人も和気あいあいと楽しそうに過ごしていました。


学校での緊張がゆるむ放課後に、ランドセルを放り投げたまま広い校庭で遊べる解放感。
地域のおじちゃん、おばちゃんにゆるやかに見守られながら、わいわいキャイキャイ英語を学んだり、おしゃべりしながら宿題したり。
ときにはケンカもあるけれど、大人がそっと寄り添う間に、子どもたちはああだこうだと互いに話しながら、自分の力で解決しようとしていました。
大人たちのチームワークと適度な距離感が、子どもたちの自由な時間を保障していて、とてもいいな~と思いました。

定員超過が続く学童保育の代替機能として、また塾に行かれない子どもの学習支援の場としても注目を集める放課後子ども教室ですが、見ていて感じたのは、「子どもたちにとって、居心地がいい場となっているかどうかが一番大事!」ということ。
これは、見学しなければ実感できなかったことで、友人をはじめ、運協の皆さんに大感謝です。

大人たちの期待や社会的な要請があるから、という理由で、子どもの過ごす時間や空間に意味づけをし過ぎないようにしよう。自戒も込めてそう思います。
あくまでも、子どもの気持ちを真ん中に。
(でも、実際に運営する運協の方々には葛藤があったり、試行錯誤されたり…だと思います。
本当に頭が下がります。)
いま話題の「子どもの居場所」も、子どもと大人とが一緒に考え、意見を出し合いながらつくっていけたらいいな。